世界的に引き締めの動きがみられるなか、注目されていました。
日銀・黒田総裁:「日本銀行は、2%の物価安定の目標の実現を目指し、これを安定的に持続するために必要な時点まで、長短金利操作付き量的・質的金融緩和を継続します」
日銀の金融緩和策に変更の動きがあるのか注目されていた、18日までの「金融政策決定会合」。
しかし、黒田総裁は「変更は全く考えていない」と述べ、短期金利をマイナスにし、長期金利を0%程度に抑える、現状の大規模な金融緩和を維持することを決めました。
一方で、2022年度の消費者物価指数の見通しについては、前回10月より0.2ポイント高い、プラス1.1%に引き上げました。
資源価格の上昇や価格転嫁、賃金上昇などが反映されるとしています。
イギリス、アメリカが利上げに姿勢を転じるなか、緩和を維持することについては・・・。
日銀・黒田総裁:「資源価格の上昇を主因とする物価上昇は、リーマンショック前の2008年に典型的にみられた通り、一時的なものにとどまることが多かったように思います。利上げとか、現在の緩和的な金融政策を変更するということは全く考えておりませんし、そうした議論もしておりません」
(「グッド!モーニング」2022年1月19日放送分より)
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