日銀が事実上の利上げに踏み切った先週の金融政策決定会合で大規模な金融緩和策の出口戦略について、言及があったことが分かりました。
日銀は先週の19日と20日に行われた金融政策決定会合で、長期金利の変動幅をプラスマイナス0.5%程度に拡大する方針を決めました。
公表された主な意見によりますと、出席者からは「金融緩和の方向性を変更するものではない」「市場機能の低下への対応のため、長期金利の変動幅の拡大が必要」などの意見が出ました。
また、現時点では金融緩和策の継続が適当だとしたうえで「いずれかのタイミングで検証を行い、効果と副作用のバランスを判断していく必要がある」といった出口戦略への言及もありました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp