イギリスを訪問中の東京都の小池知事は、世界最大級の金融街「シティ・オブ・ロンドン」のトップ=ロード・メイヤーと会談し、2019年度から東京都の職員を派遣することで合意しました。
会談はロード・メイヤーの公邸で開かれ、東京がアジアで1番の国際金融都市になることを念頭に、2019年度から東京都の職員を「シティ・オブ・ロンドン」に派遣することが決まりました。企業を呼び込む金融プロモーションなどを学び、都の政策に生かしていくということです。小池知事は「適切で有望な人材を送って、これからの東京が引っ張る金融の勉強を現場で学んでもらえる準備をしたい」と語りました。
また、ロンドンのカーン市長との会談で、小池知事は東京オリンピック・パラリンピックの成功に向けて、ロンドン大会当時の交通需要の管理や、離れた場所で仕事をするテレワークの定着について意見交換しました。