証券会社、FX業者などトレードができる業者は日本にたくさんある。トレード初心者はどこに口座を開けばいいのか迷うかもしれないので、自分に合ったトレード業者の探し方を知っておこう。
トレードツールが使いやすい
まずは各業者のトレードツールをチェックしてみる。トレードをするにはトレードツールを使うことが必須なので、自分が使いやすいトレードツールを見つけることは重要だ。
世界的に広く使われるトレードツールにメタトレーダー5、略してMT5がある。メタトレーダー5は主にFX取引用のツールだが、他の金融商品も多少対応している。海外業者にはメタトレーダー5を採用している業者が多いので、使いこなせれば新しい業者に口座を開いても違うトレードツールの使い方を覚える必要がなくなる。
メタトレーダー5以外の各業者が提供しているトレードツールはそれぞれ個性がある。チャートの機能、注文方法、閲覧できる市場の情報など、いろいろな面を検証して自分が使いやすいトレードツールのある業者を選ぼう。主にスマホでトレードをするなら、トレードアプリを試しに使ってみるのがいい。
トレードしたい商品がある
次に自分がトレードしたい商品を考え、その商品を扱う業者を選ぶ。株式を取引したいなら証券会社、FXならFX業者、そして仮想通貨なら仮想通貨取引所に口座を開くことになる。
同じ業界の企業でもそれぞれ扱う商品は違う。証券会社の場合日本の株式やETFは基本的にどこでも取引できるが、投信信託などは証券会社によって違いがある。FX業者は業者によって扱う通貨ペアが違うし、仮想通貨取引所も取引所によって扱う仮想通貨が違う。自分がトレードしたい商品を扱う業者を見つけることが重要だ。
サポートが充実している
特に初心者はサポートが充実している業者を選ぶのがいい。たとえば電話のサポートがなるべく長い時間開いていると便利だ。FXの場合市場が24時間開いているが、電話サポートを24時間提供している業者はあまりない。しかしできるだけ長い時間開いている業者を選べば、何か困った時にすぐに連絡できる。
証券会社は店頭証券とネット証券に分けられ、店頭証券ならネットや電話経由だけではなく支店に行っていろいろ相談することができる。
またウェブ上でトレードを学べるコンテンツが豊富だと、自分でいろいろトレードの勉強ができる。さらに投資を学べるセミナーなどを開催する業者もある。このように質問がある時のサポートだけではなく、総合的な意味で顧客へのサポートが充実している業者はいい業者と言える。