日本銀行は植田新総裁のもと、初めてとなる金融政策決定会合を開き「大規模な金融緩和策」の維持を決めました。これを受け、円相場は一時、大きく円安に動きました。
日銀は植田新体制のもと、初めての金融政策決定会合を開き、「大規模な金融緩和策」の維持を決めました。
市場の一部では、新体制となるタイミングで、金融政策が修正されるのではないかという観測も出ていたため、現状維持の結果を受け、円相場が1円50銭以上円安に動きました。
一方日銀は、今の低金利政策を含め、これまでの長期間にわたる金融緩和策の効果や副作用などを1年から1年半かけて多角的に検証することを決定しました。
また、物価上昇率の見通しは今年度は1.8%、来年度は2.0%と、いずれも前回の見通しから引き上げました。
一方、今回初めて2025年度の見通しも示し、1.6%としました。植田総裁はこのあと、会合の中身について説明します。
(2023年4月28日放送)
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