27日に投開票を迎える自民党の総裁選挙について、FNNが最終盤の情勢を分析したところ、石破氏が党員票で優位に立ち、高市氏、小泉氏と3人で激しく争う展開となっています。
FNNは国会議員票に加え、都道府県の党員票の動向を取材し、最新情勢をまとめました。
議員票では、小泉氏が60人前後、石破氏が40人前後、高市氏も40人前後まで積み上げ、他の候補をリードしている状況です。
また、小林氏と林氏が約40人、茂木氏が30人台半ば、河野氏が20人台半ば、上川氏と加藤氏が約20人を固めています。
ただ、約40人がまだ投票先を決めていないとみられます。
一方、党員票では、東京や島根などを中心に、全国的に石破氏が支持を広げてトップに立っています。
これに対し、奈良などの関西圏では高市氏が、党員数の多い大票田の神奈川などでは小泉氏が支持を広げ、激しく競う展開となっています。
この結果、議員票と党員票を合わせると、石破氏、高市氏、小泉氏の3人が激しく争っていて、このうちの2人が決選投票に進む公算が大きくなっています。
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