日本銀行は7月3日朝、20年ぶりに一新した3種の新紙幣の発行を始めた。肖像は1万円札が渋沢栄一、5千円札が津田梅子、千円札が北里柴三郎。日銀札幌支店では、訪れた金融機関の関係者に新紙幣を引き渡す作業が行われた。日銀は本店や支店で、通常より1時間早い午前8時に、新紙幣で金融機関への払い出しを開始した。道内では、札幌支店など5拠点で実施。この日、全国では新紙幣約1兆6千億円分の払い出しを見込んでおり、道内では約500億円分を予定する。札幌支店では午前8時から順次、日銀の担当者が、金融機関が委託する輸送業者に1万枚の束をまとめたパックで新紙幣を引き渡した。受け取った業者は次々とケースに入れて運び出し、車両に積み込んだ。
2022 チェブラーシカ contact: [email protected]