日銀は17日午前、金融政策決定会合で今の大規模な金融緩和策を維持することを決めました。
(経済部・辻英太郎記者報告)
金融政策決定会合は先ほど終わりました。
公表された結果によりますと、今の強力な大規模緩和を粘り強く続けるとしています。
黒田総裁はこれまで、物価高に拍車を掛けている24年ぶりの円安について「急速な円安は、企業の事業計画策定を困難にし、マイナスだ」と述べて、市場を牽制(けんせい)しています。
アメリカの中央銀行は15日、0.75%の利上げを決めています。
日銀が17日、金融緩和維持を決めたことで、日米の金利差が広がり、円安が一段と進んで、物価高にさらに拍車を掛ける可能性もあります。
黒田総裁は、家計は値上げを受け入れていると述べて批判を浴びました。
午後に開かれる会見で、どのように説明するのか、関心が高まっています。
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