日銀は今年最後の金融政策決定会合で大規模な金融緩和策をまもなく決定する見通しです。異例の金融緩和政策は来年で丸10年となります。
日銀は40年ぶりの水準となった物価上昇率について、賃上げを伴わない一時的なものとみて、まもなく大規模金融緩和策の維持を決定します。
今年はインフレを抑えようと欧米各国が利上げを続けたことで、円相場は1ドル=151円台と32年ぶりの円安水準を更新し、「悪い円安」は流行語大賞にもノミネートされました。
大規模緩和策の副作用が意識されるなか、「安い日本」を抜け出し、来年の賃上げにつなげることができるのか、任期切れが迫る黒田総裁の会見に関心が高まっています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp