日銀の黒田総裁は10年にわたった大規模な金融緩和策について「成功だった」と振り返りました。
日銀・黒田東彦総裁:「この10年間で経済は大きく発展したし、デフレでない状況にもなった。雇用も400万人以上拡大すると。金融緩和というのは成功だった」
来月8日に任期を終える黒田総裁は、また「残念ながら年率2%の安定した物価上昇の目標は達成できていないが、近付いている実感はある」と述べました。
そのうえで「私として強い決意を示し、一貫してやるべきことはやったと思う。今後も大幅な金融緩和を続けて企業が賃上げしやすい状況を作ることが重要だ」などと述べました。
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