FRBは22日、FOMC=連邦公開市場委員会を開き、政策金利を0.25ポイント引き上げることを決定しました。金融不安の高まりを受けてFRBが政策金利を据え置くとの見方も出ていましたが、インフレの抑制を優先しました。今回の決定で、政策金利の誘導目標は4.75%から5.0%の間に引き上げられました。利上げは9会合連続で、政策金利の上限が5%に達するのは2007年以来、15年半ぶりとなります。パウエル議長は会見の冒頭で、「銀行システムは健全で強固な資本と流動性を維持している」との認識を示し、利上げの継続を決めた理由を次のように説明しました。「前回の会合以降、経済指標は想定を上回る強さで、経済活動やインフレに勢いがある。今回の会合で0.25ポイントの利上げを決めた」声明文では、前回2月の「継続的な利上げが適切になるだろう」との文言を削除したものの、パウエル議長は会見で「必要であれば、さらに利上げする」と述べました。同時に公表されたFOMC参加者による政策金利見通しの中央値では、今年末の水準を5.1%とし、12月時点から変わりませんでした。さらに、パウエル議長は、年内の利下げを想定していないことを明らかにしました。
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